近松門左衛門を超える？柴崎友香さんの「その街の今は」

柴崎友香さんが今期の芥川賞を受賞しましたね。
昔から小説家になりたかった、という彼女ですが、
実は普通のOL時代もあるんです。



彼女の作品の一つである、「その街の今は」。
一体どんな内容なのでしょうか？




（あらすじ）

ここが昔どんなんやったか、知りたいねん――。
28歳の歌ちゃんは、勤めていた会社が倒産し、カフェでバイトをしている。
初めて参加したのに最低最悪だった合コンの帰り道、年下の良太郎と出くわした。
二人は時々会って、大阪の古い写真を一緒に見たりするようになり――。
過ぎ去った時間やささやかな日常を包みこみ、姿を変えていく大阪の街。
今を生きる若者の日々を描く、温かな物語。



この作品は、芸術選奨文部科学大臣新人賞を取られているようですね

理由としては、
「大阪を舞台にすると、先人たちの作品と比べられがちだが、
柴崎友香さんは新人ながらそれに臆することなく、人間の描写を書き上げた。」
というのがあげられるみたいですね。


先人たちの作品というのはつまり、国語の教科書に出てくるような
近松門左衛門や井原西鶴、谷崎潤一郎のことを指してるようです。
（国語が苦手だったのであまり詳しくはないのですが。笑）



確かに映像がない中で、読み手の想像の中で
人物の心を表現する、というのは何とも難しい事だと思いませんか？



今回の受賞でさらに注目される柴崎友香さん、
今後の作品にも是非注目したいですね！


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